外務省・新着情報

令和4年2月10日
(写真1)モニター画面に映る参加者たち

1 プログラム概要

 2月4日及び8日から10日にかけて、外務省の戦略的実務者招へいプログラムの一環として、太平洋島嶼国から11名の若手行政官を招待し、オンラインでのプログラムを実施しました。今年度の招へいでは、昨年7月に開催した第9回太平洋・島サミット(PALM9)のフォローアップをテーマとして掲げ、各国において日・太平洋島嶼国外交を担い、将来指導的立場につくことが期待される若手行政官を招待しました。
 参加者は、PALM9で確認した、日本と太平洋島嶼国の間の協力について、関係省庁及び関係機関から説明を受けるとともに、意見交換を行い、日本及び日・太平洋島嶼国関係についての理解を深めました。
 本招へいプログラムは、新型コロナウイルスの影響により、今回が3年ぶりの開催となります。

2 参加者

 日・太平洋島嶼国外交を担う若手行政官11名(クック諸島、サモア、ソロモン諸島、ツバル、ナウル、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦から各1名)

3 実施プログラム

 外務省、経済産業省、農林水産省、防衛省、海上保安庁といった関係省庁から、日本による開発協力や防衛協力、海上法執行能力支援等について説明するとともに、日本文化としての和食の紹介も行いました。また、国際協力機構(JICA)や太平洋諸島センター(PIC)から、人的交流等の具体的な日・太平洋島嶼国間の協力活動について説明を行いました。最終日の10日には、参加者と外務省との間で、これまでの講義を踏まえつつ、今後の日・太平洋島嶼国関係について意見交換を行いました。
 参加者からは、今回のオンライン招へいを通じて、日本に対する理解が深まった、改めて日本の支援に感謝したい旨の感想があり、今後の日・太平洋島嶼国関係のあり方を考えていく上で、本招へいは非常に有意義な機会となりました。


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