外務省・新着情報
令和4年2月14日
2月14日、午後5時45分から約1時間、林芳正外務大臣は、フン・マネット・カンボジア王国陸軍司令官（Lt.Gen. Hun Manet, Commander of Royal Cambodian Army）の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、両国関係は強固であり、ミャンマー情勢をはじめとする国際社会の課題に緊密に協力できている、「自由で開かれたインド太平洋」についての支持に感謝する、フン・マネット陸軍司令官の訪日を契機に、安全保障分野をはじめとする両国の協力を一層強化したい旨述べました。
- 林大臣から、約130万回分のワクチン供与、合計450億円の円借款の供与といったカンボジアへの新型コロナ関連支援に言及しつつ、日カンボジア関係は力強く発展している旨述べました。
- また、林大臣から、本年6月の地方選挙及び来年の総選挙が民主的で国民の多様な声を反映した形で実施されるよう、日本も出来る限りの支援をしたい旨述べました。フン・マネット陸軍司令官からは、カンボジアの和平、復興、経済発展における日本の貢献に対して謝意表明があり、日本との関係強化に尽力していきたい旨述べました。
- 林大臣とフン・マネット陸軍司令官は地域情勢についても意見交換を行い、林大臣からは、ミャンマー情勢、南シナ海問題、拉致問題を含む北朝鮮への対応について引き続きカンボジアと連携していきたい旨述べました。
- また、来年の外交関係樹立70周年、日ASEAN友好協力50周年に向けて、両国の関係を強化すべく協力していくことで一致しました。