外務省・新着情報

令和4年2月15日
  1. トンガ王国における新型コロナの感染拡大の防止に寄与するために、日本からの支援の一環として、日本国内で製造したワクチン約7,000回分をCOVAXファシリティを通じて追加供与し、これらのワクチンが、2月15日にトンガ王国に到着しました。
  2. 我が国は、2021年7月2日に開催した第9回太平洋・島サミットにおいて、太平洋島嶼国に対し、COVAXファシリティ等を通じてワクチンを供与することを表明しており、今次供与はこの一環として行われるものです。我が国は、新型コロナの一日も早い収束に向けて、引き続き関係国や国際機関と連携して様々な支援を実施していく考えです。
  3. トンガ王国は、日本にとって太平洋で結ばれた友人であり、また、国際社会における重要なパートナーです。今後もトンガ王国における新型コロナの感染拡大の防止並びに火山噴火及び津波による被害からの早期復興のために必要な支援を行う考えです。
(参考1)トンガ王国の感染状況

 2月14日現在、トンガ王国における新型コロナウイルス感染者は141名。

(参考2)COVAXファシリティを通じた我が国からトンガ王国へのワクチン供与実績

 2021年8月25日(約4万回分)、2021年12月14日(約7千回分)

(参考3)第9回太平洋・島サミット

 2021年7月2日、テレビ会議方式により、菅総理とナタノ・ツバル首相の共同議長の下、第9回太平洋・島サミット(The Ninth Pacific Islands Leaders Meeting: PALM9)が開催され、日本、島嶼14か国(ツバル、クック諸島、フィジー、キリバス、マーシャル、ミクロネシア、ナウル、ニウエ、パラオ、パプアニューギニア、サモア、ソロモン、トンガ、バヌアツ)、豪州、ニュージーランドに加え、ニューカレドニア及び仏領ポリネシアの2地域を含む19か国・地域の首脳等が参加した。
 PALM9において、我が国は、新型コロナ対策について、ワクチン接種に必要なコールドチェーン整備のための機材の供与・技術協力のほか、太平洋島嶼国に対し、COVAXファシリティ等を通じてワクチンを供与することを表明した。 


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