外務省・新着情報

令和4年2月15日

 2月15日、午後7時00分から約30分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ヴォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領(H.E. Mr. Volodymyr ZELENSKYY, President of Ukraine)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、ウクライナは、自由、民主主義といった基本的価値を共有する重要なパートナーである旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、ウクライナ国境周辺におけるロシア軍増強の動きを重大な懸念を持って注視している、我が国は、ウクライナの主権及び領土一体性を一貫して支持しており、力による一方的な現状変更は断じて認められない旨述べるとともに、厳しい状況下、ウクライナが抑制的姿勢を維持し外交努力による解決を追求していることに敬意を表しました。両首脳は、外交努力による緊張緩和に向けて連携していくことで一致しました。
  3. 岸田総理大臣から、ウクライナ側の要望を踏まえ、我が国として少なくとも1億ドル規模の借款による支援を緊急に供与する用意がある旨伝達し、これに対し、ゼレンスキー大統領から、深い謝意が表明されました。

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