外務省・新着情報

令和4年2月15日
林芳正外務大臣
林芳正外務大臣は、レシェトニコフ、マクシム・ゲンナジエヴィチ・ロシア連邦経済発展大臣とテレビ会議

 2月15日、午後6時から約45分間、林芳正外務大臣は、レシェトニコフ、マクシム・ゲンナジエヴィチ・ロシア連邦経済発展大臣(H.E. Mr. Reshetnikov, Maksim Gennadyevich, Minister of Economic Development of the Russian Federation)と貿易経済に関する日露政府間委員会共同議長間会合をテレビ会議形式で行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、現下のウクライナ情勢については、重大な懸念を持って注視しており、これについては後ほど申し上げたい、そのような中ではあるが、貿易経済に関する日露政府間委員会の共同議長として、経済分野での日露協力が、平和条約締結問題を含め、幅広い分野で日露関係全体を発展させることに資するものとなるよう、レシェトニコフ大臣と対話を続けていけることを望む旨述べました。これに対して、レシェトニコフ大臣から、新型コロナ禍の下でも日露経済関係は進展しており、さらに協力を進めたい旨述べました。両大臣は、経済関係や交流に係る日露協力の現状について議論を行いました。
  2. また、林大臣から、ロシアにおいて依然として残されている6都県の日本産食品への放射性物質検査証明書の添付義務の早期撤廃を求めました。
  3. ウクライナをめぐる情勢について、林大臣から、重大な懸念を持って情勢を注視している、主権・領土一体性の原則の下、緊張を緩和し、外交的解決を追求するよう求めるとの我が国としての立場を伝えました。

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