外務省・新着情報

令和4年2月16日

 2月16日、午前10時から約1時間、森健良外務事務次官は、シャーマン米国務副長官(Ambassador Wendy R. Sherman, Deputy Secretary of State of the United States)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両者は、ウクライナ情勢が緊迫化する中において両国が「自由で開かれたインド太平洋」の実現のための協力を一貫して推進するための努力を継続していることに満足の意を表し、先日の日米首脳テレビ会談や、今般の日米外相会談、日米豪印外相会合、日米韓外相会合の成果を踏まえ、日米間で引き続き日米同盟の強化のための協力を深化させていくことで一致しました。
  2. 両者は、地域情勢について幅広く意見交換を行いました。
  • (1)両者は、ウクライナ国境周辺地域における露軍増強について、重大な懸念を持って注視するとともに、ウクライナの主権及び領土の一体性に対する支持を確認し、引き続きG7を始めとする同志国間協力も含め日米で緊密に連携していくことで一致しました。
  • (2)両者は、中国をめぐる諸課題への対応における緊密な連携を確認したほか、北朝鮮による核・ミサイル活動について深刻な懸念を共有した上で、安保理決議に沿った北朝鮮の完全な非核化に向け、引き続き日米、日米韓で緊密に連携していくことで一致しました。

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