外務省・新着情報

令和4年2月19日
日・ルーマニア外相会談
日・ルーマニア外相会談

 G7外相会合出席のためドイツを訪問中の林芳正外務大臣は、現地時間2月19日午後2時45分(日本時間同日午後10時45分)から約30分間、ボグダン・アウレスク・ルーマニア外務大臣(H.E. Mr. Bogdan AURESCU, Minister of Foreign Affairs of Romania)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から日本企業が100社以上進出し4万人以上の雇用を創出するなど、二国間関係が着実に発展している旨述べました。また、両外相は「自由で開かれたインド太平洋」を始めとし、法の支配は両国に取って共通の重要課題であり、連携を深めていくことを確認しました。
  2. 林大臣から、ウクライナ国境周辺におけるロシア軍増強の動きを重大な懸念を持って注視している、我が国は、ウクライナの主権及び領土一体性を一貫して支持しており、力による一方的な現状変更は断じて認められない旨述べ、両大臣は外交努力による緊張緩和の重要性について一致しました。
  3. 林大臣から、ウクライナの在留邦人がルーマニアに退避する場合の協力を要請したのに対し、アウレスク大臣からは、引き続き、我が国と連携を密にしつつ、最大限の支援を提供する旨発言がありました。

発信元サイトへ