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令和4年2月22日
インド太平洋閣僚会合でスピーチを行う林外務大臣の様子
インド太平洋閣僚会合にオンライン形式で出席する林外務大臣の様子

 2月22日、フランス・EU共催「インド太平洋閣僚会合」が開催され、日本からは、林芳正外務大臣が開会セッションにオンライン形式で出席しました。

  1. 本会合は、本年前半のEU議長国であるフランスのイニシアティブにより、パリにおいて開催され、EU加盟国やパートナー国の閣僚、国際機関代表等が参加しました。
  2. 冒頭、本会合の共同議長であるル・ドリアン仏欧州・外務大臣及びボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長が開会挨拶を行い、続いて、林大臣を含むインド・太平洋地域のパートナー国の閣僚によるスピーチが行われました。
  3. 林大臣は、スピーチの中で、ウクライナ情勢が益々緊迫化する中で、このインド太平洋閣僚会合が開催されたことを歓迎しつつ、インド太平洋地域の厳しい安全保障環境に触れ、日本として自国の防衛力強化と日米同盟を軸として対応していくこと、ルールに基づく自由で開かれた国際秩序をインド太平洋地域において構築していく必要性があり、その中で欧州、同志国、日米豪印、ASEAN等との連携強化が重要であること等を述べました。また、海洋安全保障、連結性・開発金融、貿易・デジタル、経済安全保障といった分野で、日欧間を始め、同志国間での具体的な協力を進めることの重要性を強調しました。
(参考)別添

 林芳正外務大臣のスピーチ(英文Open a New Window和文別ウィンドウで開く


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