外務省・新着情報

令和4年2月22日

 2月22日、午後6時02分から約30分間、岸田文雄内閣総理大臣は、オラフ・ショルツ・ドイツ連邦共和国首相(H.E. Mr. Olaf Scholz, Chancellor of the Federal Republic of Germany)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両首脳は、ウクライナ情勢が重大な局面に入っている中、本年と来年のG7議長国として緊密に連携していくことで一致しました。
  2. 両首脳は、ウクライナ情勢に関し、21日にロシアが「ドネツク人民共和国」及び「ルハンスク人民共和国」の「独立」を承認する大統領令に署名したことなどの行為は、ウクライナの主権及び領土一体性の侵害であり、国際法に違反するものであり、決して認められるものではなく、強く非難するとの立場で一致しました。両首脳は、ウクライナ情勢についての事態の展開を改めて深刻な懸念をもって注視するとともに、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
  3. ショルツ首相から、日本政府によるLNGの欧州への融通について謝意が述べられました。
  4. また、両首脳は、明後日に予定されるG7首脳テレビ会議及び6月のG7エルマウ・サミットにおいても、連携していくことを確認しました。

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