外務省・新着情報

令和4年2月24日

 東京電力福島第一原発におけるALPS処理水の取扱いに係る安全性レビュー(2月14日から18日まで)のために訪日したIAEA関係者及び国際専門家が、2月21日から22日にかけて、ALPS処理水の規制に関するレビューに向けて、原子力規制庁との間で準備会合を行いました。

  1. IAEAは、昨年7月に署名したALPS処理水の取扱いに係る包括的な協力の枠組みに関する付託事項(TOR)に基づいて、規制面でのレビューを行うこととなっています。
  2. 本件準備会合では、ALPS処理水の規制に関しIAEAが実施するレビューの内容やスケジュール等について議論が行われました。
  3. 日本政府は、今回のIAEA関係者及び国際専門家の訪日を含めたIAEAとの協力を継続することにより、今後ともALPS処理水の安全性やその取扱いに係る信頼性や透明性を確保し、国際社会の理解を醸成していくことに努めます。
(参考)ALPS処理水とは

 ALPS(多核種除去設備(Advanced Liquid Processing System))等により、トリチウム以外の放射性物質について安全に関する規制基準値を確実に下回るまで浄化した水。


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