外務省・新着情報

令和4年2月26日

 2月26日、午前8時40分から25分間、林芳正外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官( The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両外相は、今回のロシア軍による侵略は、ウクライナの主権及び領土一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法に深刻に違反するとともに、力による一方的な現状変更を認めないとの国際秩序の根幹を揺るがすものであり、この影響は欧州にとどまるものではないとの認識を共有し、ロシアを厳しく非難しました。
  2. 林大臣からブリンケン長官に対し、既に発表済みの措置に加え、今回の侵略を受け、金融・輸出管理等の分野で、米国及び欧州諸国と足並みを揃えて更に厳しい措置をとることを発表した旨伝え、両外相は、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しました。
  3. 両外相は、今般の事態のような力による一方的な現状変更を決して認めず、誤った教訓を残さないためにもロシアの行動に適切に対処することが必要であり、引き続き日米、そしてG7を始めとする国際社会と緊密に連携していくことで一致しました。
  4. さらに、両外相は、日米同盟の抑止力・対処力の強化が不可欠である点を改めて確認し、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。

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