外務省・新着情報

令和4年2月26日
2月26日、午前0時頃(日本時間)から、シャーヒド第76回国連総会議長(モルディブ共和国外務大臣)(H.E. Mr. Abdulla Shahid, President-elect of the 76th session of the United Nations General Assembly (Minister of Foreign Affairs of the Republic of Maldives))の主催で、新型コロナワクチンの普遍的な普及促進に関する会合が、国連本部及びオンラインのハイブリッド形式にて開催されました。
  1. 日本からは、林芳正外務大臣がビデオメッセージ(日本語(PDF)別ウィンドウで開く英語(PDF)Open a New Window)の形で出席し、新型コロナを克服するため、途上国を含め世界中でワクチン接種を進めていく必要性に言及し、ワクチンの生産・開発、調達・供給、輸送・接種の各フェーズに対する包括的支援を継続していく旨述べました。また、日本がCOVAXファシリティに対する合計10億ドルの財政的貢献に加え、これまでに4,000万回分以上のワクチンを各国・地域に供与し、ワクチンを確実に接種するためのコールドチェーンの整備など「ラスト・ワン・マイル支援」を実施してきたことを紹介するとともに、ポスト・コロナのグローバルヘルスの枠組みづくりに対する貢献も含め、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの達成に向けて引き続きリーダーシップを発揮する決意を述べました。
  2. 本会合には、国連加盟各国等の外務大臣を始めとする高官、グテーレス国連事務総長、テドロス世界保健機関(WHO)事務局長等の国際機関の代表が参加し、これまでの新型コロナ対策の教訓や、ワクチンの生産と流通における課題、途上国における接種能力の向上、現在の課題を克服するために必要な方途等について、活発な議論が行われました。
(参考)ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ

 すべての人が、効果的で良質な保健医療サービスを負担可能な費用で受けられること。


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