外務省・新着情報

令和4年2月28日
G7外相会合に参加する林外務大臣の様子
G7外相会合にオンラインで出席している各国外相の様子
  1. 2月27日23時10分から約2時間、G7外相会合がオンライン形式で開催され、林芳正外務大臣が出席しました。
  2. 会合では、G7として、ロシアによるウクライナ侵略を改めて強く非難した上で、ウクライナ各地の情勢について、G7各メンバー間で情報を共有し議論を行うとともに、制裁を含む今後の対応や、ウクライナ及び周辺諸国への支援について、G7として引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
  3. 林大臣からは、27日に岸田総理大臣から発表のあったとおり、日本は、プーチン大統領を含むロシア政府関係者に対して資産凍結等の制裁措置を取ることを決定した旨、またSWIFTからのロシアの特定銀行の排除といった措置を講じることを支持する旨発言しました。さらに、林大臣から、日本は、避難する人々を含め、ウクライナに対する人道支援として、1億ドル規模の緊急人道支援を国際機関経由で行う用意があることも伝達しました。これに対して、他のG7メンバーから、日本の決定への強い歓迎の意が示されました。
  4. また、後半約45分間、クレーバ・ウクライナ外相も会合に参加して議論が行われました。クレーバ外相からは、G7による各種支援や立場表明への謝意が述べられるとともに、現下の情勢に関するウクライナ政府の認識と立場について説明がありました。林大臣を始めG7側からは、ウクライナの主権と領土一体性に対する確固たる支持、そして、この困難な時期にG7としてウクライナ政府と国民と連帯していることを改めて伝えました。

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