外務省・新着情報

令和4年3月7日

 3月7日、午後5時55分から約30分間、林芳正外務大臣は、アンジェ・ロガル・スロベニア共和国外務大臣(H.E. Dr. Anze LOGAR, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Slovenia)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、本年は日・スロベニア外交関係樹立30周年であり、これまで両国間の関係は政治・経済・文化の幅広い分野において着実に発展してきたことに言及しました。これを受けロガル外相から早期の訪日への期待、2025年の大阪・関西万博への参加が表明されるとともに、二国間関係の更なる進展に向けて期待が示されました。
  2. 林大臣は「西バルカン協力イニシアティブ」に基づく西バルカン諸国の支援に触れ、スロベニアとの協力を重視している旨述べました。
  3. ウクライナ情勢に関し、林大臣から、今回のロシアによるウクライナ侵略は、ウクライナの主権及び領土一体性を侵害し、国際法の深刻な違反、力による一方的現状変更であり、国際秩序の根幹を揺るがすものであるとして、ロシアを厳しく非難する旨述べました。また、林大臣からロシア及びベラルーシに対して講じている制裁措置について説明し、ロガル外相から日本の取組を高く評価するとともに、ロシアの攻撃により在ウクライナ・スロベニア領事館が破壊されたことにも言及しつつ、EUと日本が歩調を合わせることの重要性について言及がありました。

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