外務省・新着情報

令和4年3月8日

 3月8日、午後3時00分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ジョコ・ウィドド・インドネシア共和国大統領(H.E. Mr. Joko Widodo, President of the Republic of Indonesia)と首脳電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、今般のロシアによるウクライナ侵略は、力による一方的な現状変更かつ国際秩序の根幹を揺るがすものであり、強く非難する、また、唯一の戦争被爆国である日本として、また、被爆地広島出身の総理大臣として、核による威嚇も使用もあってはならないと考えている旨述べました。これに対し、ジョコ大統領から、インドネシアは国連憲章の原則、特に領土一体性の原則を重視しており、侵略は直ちに停止されるべきである旨述べ、両首脳は引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
  2. 両首脳は、ミャンマー情勢に関しても意見交換を行いました。岸田総理大臣から、日本は「5つのコンセンサス」実施に向けたASEANの取組を、引き続き全力で後押しする旨述べ、両首脳は今後も緊密に連携していくことで一致しました。
  3. また、両首脳は、日インドネシア間で協力を進めるため、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

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