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2022年2月2日

2月2日(水曜日)、萩生田経済産業大臣は、ジャーベル・アブダビ国営石油会社(ADNOC)CEO兼産業・先端技術大臣との間でTV会談を行い、国際原油市場の安定化に向けた働きかけを行うとともに、水素・アンモニアも含めたエネルギー分野での二国間協力強化について議論しました。さらに先端技術やイノベーションの促進等の新たな分野でも協力を強化すべく、緊密に連携していくことに合意しました。

会談では、日本への原油の安定供給に対する謝意を伝達するとともに、昨今の原油価格の高騰を踏まえ、国際原油市場の安定化に向けた協力を働きかけました。

また、二国間のエネルギー関係について、昨秋のADNOCから我が国へのブルーアンモニアの輸送・納入や、UAEでのブルーアンモニア製造事業への我が国企業の参画決定に見られるように、従来の石油・ガス分野のみならず、水素・アンモニア等の脱炭素分野でも大きく進展していることを確認し、今後一層の協力強化について議論しました。

加えて、UAEによる2050年カーボンニュートラル宣言や、2023年COP28の開催招致が受け入れられたことを歓迎し、多様かつ現実的なエネルギートランジションの重要性を各国とも共有すべく、両国間で緊密に連携していくことに一致しました。

さらに、エネルギー分野に加え、先端技術やイノベーションの促進などの新たな分野においても二国間協力を深化させることの重要性を確認しました。

担当

資源エネルギー庁 資源・燃料部
石油・天然ガス課長 早田
企画官:渡邉
担当者:稲垣、児玉
電話:03-3501-1511(内線 4641~6)
03-3501-1817(直通)
03-3501-8563(FAX)

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