文科省・新着情報
1.教員養成フラッグシップ大学の概要
文部科学省では、「令和の日本型学校教育」を担う教師の育成を先導し、教員養成の在り方自体を変革していくための牽引(けんいん)役としての役割を果たす大学について、その申請に基づき、文部科学大臣が教員養成フラッグシップ大学として指定する仕組みを創設しました。
教員養成フラッグシップ大学に指定された大学は、教育職員免許法施行規則等に定める一部の科目に代えて新たな科目を開設し、免許を取得することができる特例措置が適用されます。この制度を活用し、優れた研究・人材育成拠点として全国的な教員養成の高度化に貢献することが求められます。
指定大学には、新たな社会の到来を見据え、教育現場や教育行政、NPO や企業、関連分野の学問研究において優れた業績や実績を有する他大学や研究機関等と緊密に連携しつつ、新しいプログラムを研究・開発するなどの先導的・革新的な取組を行うとともに、取組から得られた知見を他の教員養成大学や教職課程を有する大学に展開し、我が国の教員養成の在り方を変革していく牽引役となることを期待します。
2.教員養成フラッグシップ大学の公募について
教員養成フラッグシップ大学の指定に関する公募は、令和3年8月6日から令和3年11月12日まで行いました。
- 教員養成フラッグシップ大学の公募について(通知)(※の「別添2」) (PDF:339KB)
- 教員養成フラッグシップ大学構想について (PDF:1.7MB)
- 教育職員免許法施行規則等の一部を改正する省令の施行等について(通知)(※の「別添1」) (PDF:806KB)
- 教員養成フラッグシップ大学の指定大学における教職大学院の共通5領域の必修単位数の弾力措置について(事務連絡)(※) (PDF:137KB)
- 教員養成フラッグシップ大学に関するQ&A(令和3年10月21日更新) (PDF:190KB)
3.申請状況
15大学から申請がありました。※1件は2大学からの共同申請
4.審査体制及び経過
指定に向けた審査は、中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会(以下「教員養成部会」)のもとに設置された、有識者からなる委員会(「教員養成フラッグシップ大学推進委員会」(以下「推進委員会」))による書面審査及びヒアリング審査によって行いました。
令和3年7月30日 第1回推進委員会(推進委員会運営要領・公募要領・審査要項)
11月17日~12月10日 推進委員会による書面審査
12月20日 第2回推進委員会(ヒアリング対象大学の選定)
令和4年1月18日・20日 推進委員会によるヒアリング審査
2月2日 第3回推進委員会(指定大学の選定、指定後のフォローアップ)
2月21日 中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会による審議
5.教員養成フラッグシップ大学の指定
文部科学大臣は、推進委員会及び教員養成部会の審議結果を踏まえ、令和4年3月9日に東京学芸大学、福井大学、大阪教育大学、兵庫教育大学を教員養成フラッグシップ大学として指定しました。
6.教員養成フラッグシップ大学推進委員会の所見
7.報道発表
担当者連絡先
<文部科学省>
高等教育局教育人材政策課教員養成企画室
電話:03-5253-4111(内線)3346、3764
<東京学芸大学>
学長室 電話:042-329-7771
<福井大学>
総合教職開発本部事務室 電話:0776-27-8997
<大阪教育大学>
総務部経営戦略課 電話:072-978-3334
<兵庫教育大学>
大学改革・広報室 電話:0795-44-2337