外務省・新着情報

令和4年3月11日

 3月11日、午後4時30分から約40分間、森健良外務事務次官は、ウェンディ・シャーマン米国務副長官( Ambassador Wendy R. Sherman, Deputy Secretary of State of the United States)、崔鍾建(チェ・ジョンゴン)韓国外交部第1次官との間で日米韓次官電話協議を行いました。

  1. 三者は、2月27日及び3月5日の北朝鮮によるICBM級の弾道ミサイル発射を強く非難するとともに、これらの発射を含む北朝鮮の核・ミサイル活動について深刻な懸念を共有しました。その上で、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、地域の抑止力強化、安保理決議の完全な履行を含む安保理における対応、外交的な取組といった観点から、今後の対応につき、引き続き日米韓で緊密に連携することで一致しました。
  2. また、三者は、ロシアによるウクライナ侵略は、ウクライナの主権及び領土一体性の侵害、国際法の深刻な違反であり、断じて認められない旨指摘しました。また、これは欧州だけでなくアジアを含む他の地域の安全保障にも直結する問題であるとの認識を共有し、引き続き日米韓で緊密に連携していくことで一致しました。
  3. 三者は、日米韓三か国が、引き続き重層的な意思疎通を図っていくことの重要性を改めて確認しました。

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