外務省・新着情報
令和4年3月14日
3月10日、小田原潔外務副大臣（チリ大統領就任式特派大使）は、訪問先のチリにおいて、ソラーノ・コスタリカ外務大臣（H.E. Mr. Rodolfo Solano Quirós, Minister of Foreign Affairs and Worship of Costa Rica）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 小田原副大臣から、コスタリカの昨年5月のOECD加盟を歓迎するとともに、ロシアによるウクライナ侵略に関し、現在は価値観を共有する国が連帯する時であり、国際法を逸脱した行為を一切許容しないことを示す必要がある等述べ、人権、民主主義、法の支配といった基本的価値観を共有するコスタリカとの協力を深めていく考えを示しました。
- ソラーノ外務大臣は、新型コロナウイルス感染症対策における日本による支援への謝意を表明するとともに、中米地域において各国と共に民主主義強化に向けた取組を行っている旨述べました。さらに、ソラーノ外相は、ロシアの行動に起因する欧州の状況は中南米地域にも影響を与えており、今後、コスタリカの近隣諸国を含む多くの国の経済に危機的な状況を生じさせかねない、平和へ向け、国際場裡での取組により多くの国が参画する必要がある等述べました。