外務省・新着情報

令和4年3月15日

 令和4年2月4日から15日の間の計4日間、第21回FEALAC若手リーダー招へいをオンラインで実施したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 本招へいプログラムは、アジア・中南米の共通課題に対する理解を深め、FEALAC加盟国間の関係を強化すること等を目的として、FEALACが設立されて間もない2001年からほぼ毎年実施されており、今回はアジアと中南米の共通課題である「防災・減災と科学技術の活用」をテーマに、オンラインで実施されました。
  2. 本招へいは、アジアと中南米からの若手行政官等30名が参加し、1日目には内閣府から日本の防災政策について、また、東松島市から環境未来都市構想について説明を受けました。2日目には、石巻市から東日本大震災の教訓と復興の歩みについて、また、京都大学防災研究所から科学技術の活用と防災計画について、3日目には、日本電気株式会社から情報通信技術を活用した防災・減災の取組事例について説明を受けました。いずれのセッションでも質疑応答や意見交換が活発に行われました。また、プログラム中に被招へい者間で防災能力の向上のためのFEALAC諸国と日本との協力やコロナ禍における中南米とアジアの協力の在り方に関する意見交換を行いました。
  3. 本招へいを通じ、日本の防災・減災への取組を参加者に紹介するとともに、参加者間で各国の取組や問題意識を共有することができました。アジア・中南米の共通課題に対する理解を深め、FEALAC加盟国間の関係を強化するという目的のもと、本招へいは有意義な機会となりました。

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