外務省・新着情報

令和4年3月22日
青木節子慶應義塾大学大学院法務研究科教授に対し、小田原潔外務副大臣から第5回宇宙開発利用大賞外務大臣賞の授与
第5回宇宙開発利用大賞外務大臣賞の表彰

 3月18日、外務省において、青木節子慶應義塾大学大学院法務研究科教授に対し、小田原潔外務副大臣から第5回宇宙開発利用大賞外務大臣賞の授与を行いました。

  1. 青木氏は、2021年の国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)法律小委員会において、日本人として初めて議長を務め、会議を成功に導きました。また、長年にわたり大学教員として国内外の宇宙法関連の人材育成を行っている他、新興宇宙開発国の能力構築にも尽力しております。これらの功績は、宇宙空間における法の支配の実現において日本が主導的立場を果たすことに貢献し、平和で安全な国際社会の維持、良好な国際環境の整備及び国際協力の推進につながるものです。このような活動を評価し、今回、青木氏は第5回宇宙開発利用大賞外務大臣賞に選出されました。
  2. 表彰後、小田原副大臣は、青木氏の功績は、日本が推進する宇宙空間における法の支配の実現における大きな成果であり、これまでのご尽力に敬意を表する旨述べました。これに対して、青木氏は、思いがけない栄誉を頂き感謝する、宇宙空間の法の支配の実現と人材育成に向けこれまで以上にしっかりと取り組んでいきたい旨述べられました。
(参考)宇宙開発利用大賞について

 本表彰制度は、宇宙開発利用の推進において大きな成果を収める、先導的な取組を行う等、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績をたたえることにより、我が国の宇宙開発利用の更なる進展や宇宙開発利用に対する国民の認識と理解の醸成に寄与することを目的としています。内閣総理大臣賞の他、外務大臣省などの9の各大臣賞、JAXA理事長賞が設置されています(内閣府主管)。


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