外務省・新着情報

令和4年3月24日

 3月24日、19時50分から約30分間、林芳正外務大臣は、アントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of the United States of America)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両外相は、北朝鮮による度重なるICBM級の弾道ミサイル発射、特に今回の発射を強く非難した上で、北朝鮮が核・ミサイル活動を強化していることは、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識で一致し、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、国連安保理での対応を含め、日米、日米韓で緊密に連携して毅然と対応することを確認しました。
  2. 両外相は、特に、ロシアによるウクライナ侵略への対応に国際社会が注力している中、北朝鮮に挑発的な行動を進める機会の窓が開いたと誤信させてはならないという点で一致しました。
  3. 両外相は、このように一層厳しさを増す地域の安全保障環境に鑑み、日米同盟の抑止力・対処力の強化が不可欠であり、引き続き日米で緊密に連携していくことを再確認しました。
  4. さらに、ブリンケン長官から、ウクライナ情勢を受けた対応における日本の指導力、そして協力と連携に感謝するとの発言がありました。

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