外務省・新着情報

令和4年3月24日

 現地時間3月24日、午後4時50分(日本時間25日午前0時50分)から約10分間、G7首脳会合出席のためベルギーを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、マテウシュ・モラヴィエツキ・ポーランド共和国首相(H.E. Mr. Mateusz Morawiecki, Prime Minister of the Republic of Poland)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理から、ウクライナ避難民受入れ等、正に最前線で今次危機に国民一丸となり対応しているポーランドに心から敬意を表する旨述べました。また、ウクライナ在留邦人の退避や日本からウクライナへの防衛装備品輸送の協力についても謝意を伝達しました。
  2. 岸田総理は、ロシアによるウクライナ侵略は、欧州にとどまらず、アジアを含む国際秩序全体の根幹を揺るがす深刻な事態であり、我がこととしてとらえて厳しい対露制裁及びウクライナ支援を行っている旨述べました。両首脳は、祖国を守るため懸命に行動するウクライナの人々を、断固たる決意で支援していくことを確認しました。
  3. 岸田総理から、ウクライナ避難民の日本への受入れと生活支援のための体制も構築しており、古川法務大臣をポーランドに総理特使として派遣する旨述べました。 これに対し、モラヴィエツキ首相から、特使の派遣を心から歓迎する、民主的なパートナーとしての日本とは引き続き連携していきたい旨述べました。

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