外務省・新着情報

令和4年3月25日

 3月25日(現地時間24日)、ニカラグア共和国の首都マナグアにおいて、我が方、中村和人駐ニカラグア共和国日本国特命全権大使と、先方エルビン・エンリケ・バレーダ・ロドリゲス・ニカラグア上下水道公社総裁(Mr. Ervin Enrique Barreda Rodriguez, Executive President, Nicaraguan Company of Aqueducts and Sanitary Sewerage)との間で、14億1,500万円を供与限度額とする無償資金協力「マナグア市における上水道改善計画」に関する書簡の交換が行われました。

  1. ニカラグアの首都マナグア市では、人口増加に伴い、水需要が急増していますが、24時間給水を受けている地区は全体の約50%に過ぎず、利用者の約14%は1日の給水時間が8時間以下であり、安定的な水の供給が課題となっています。
  2. この協力は、マナグア市において、配水池容量の拡大、上水道施設の漏水対策及び送配水効率の向上に必要な資機材等を整備するものです。この協力により、同市における水の供給の安定化を図り、もって同市の公衆衛生の向上と生活環境改善に寄与することが期待されます。
(参考)ニカラグア共和国基礎データ

 ニカラグア共和国は、面積約130,370平方キロメートル(北海道と九州を合わせた面積)、662万人(2020年、世界銀行)。人口1人当たりの国民総所得(GNI)は約1,850米ドル(2020年、世界銀行)。


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