外務省・新着情報

令和4年3月25日

 3月24日(現地時間同日)、ブルンジ共和国のブジュンブラにおいて、我が方、今井雅啓駐ブルンジ共和国日本国特命全権大使(ルワンダにて兼轄)と、先方アルベール・シンギロ・ブルンジ共和国外務・開発協力大臣(H.E. Ambassador Albert SHINGIRO, Minister of Foreign Affairs and Development Cooperation of the Republic of Burundi)との間で、供与額4億円のガソリンの供給及び価格の安定化のための無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

  1. ブルンジは、アフリカ地域の中心部に位置する内陸国であり、地域全体の物流の要衝であることから、石油が経済発展を支える最重要資源となっているものの、昨年来の石油価格の高騰により、度重なる石油不足に直面しています。
  2. この協力では、ブルンジ政府に対し、同国が100%輸入に依存している燃油を供与することにより、同国のガソリンの供給及び価格の安定化を図り、もって社会の安定化を通じた同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。
  3. 我が国は、2019年8月に開催した第7回アフリカ開発会議(TICAD7)において、生活の向上や経済成長に貢献することを表明しており、この協力はそれを具体化するものです。
(参考)ブルンジ共和国基礎データ

 ブルンジ共和国の面積は約2.78万平方キロメートル(四国の約1.5倍)、人口は1,189万人(2020年、世界銀行)、1人当たり国民総所得(GNI)は270米ドル(2020年、世界銀行)。


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