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令和4年3月25日
林芳正外務大臣とドゥミトル・ソコラン駐日モルドバ共和国大使
ソコラン駐日モルドバ大使による林外務大臣への表敬

 3月25日、林芳正外務大臣は、ドゥミトル・ソコラン駐日モルドバ共和国大使(H.E. Mr. Dumitru SOCOLAN, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the Republic of Moldova to Japan)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、本年の日モルドバ外交関係樹立30周年に祝意を表し、ソコラン大使から良好な二国間関係の更なる発展に期待が示されました。
  2. ウクライナ情勢について意見交換が行われ、林大臣から、今回のロシアによる侵略は、ウクライナの主権及び領土一体性を侵害し、国際法の重大な違反であり、強く非難する旨述べました。
  3. また、林大臣から、ウクライナ在留邦人のモルドバへの陸路退避への支援に謝意を表するとともに、引き続き協力を要請しました。
  4. 林大臣から、モルドバが多くのウクライナ避難民を受け入れていることを称賛した上で、G7が立ち上げたモルドバ支援グループを通じた支援に加え、我が国はウクライナ及びモルドバを含む周辺国に対し、これまでに表明した1億ドルに加え、追加で1億ドルの緊急人道支援を行うこと、JICAの人道支援・保健医療分野の協力調査団が既にモルドバにおいて二国間支援の案件形成に向けたニーズ調査を行っていることを述べ、ソコラン大使から、今般の支援を含めこれまでの日本による継続的な対モルドバ支援に深い感謝の意が示されました。
  5. 林大臣からモルドバ工科大学が開発した超小型衛星が国際宇宙ステーション「きぼう」から本年放出される予定であることに言及し、科学技術分野でも二国間関係が進展していることを歓迎しました。ソコラン大使は大学間協力などを推進していきたい旨述べました。

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