外務省・新着情報

令和4年3月26日
国旗を前に記念撮影を行う岸田総理大臣とエマニュエル駐日米国大使の様子 ラーム・エマニュエル駐日米国大使の表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)
エマニュエル駐日米国大使と対談する岸田総理大臣の様子 ラーム・エマニュエル駐日米国大使の表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 3月26日、広島を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、午後15時40分から約30分間、ラーム・エマニュエル駐日米国特命全権大使(The Honorable Mr. Rahm Emanuel, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the United States of America to Japan)の表敬を受けるとともに、午後5時49分から約90分間、双方の夫人を交えて夕食を共にしつつ懇談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 表敬においては、岸田総理大臣から、現下のウクライナ情勢を踏まえつつ、本日の平和記念資料館の訪問や原爆死没者慰霊碑への献花の意義に触れた上で、「核兵器のない世界」の実現に向けて日米で協力していきたい旨述べました。これに対し、エマニュエル大使から、表敬等への感謝の意が表されるとともに、「核兵器のない世界」に向けた日米間の連携を更に深めたい旨発言がありました。
  2. また、岸田総理とエマニュエル大使は、ウクライナ情勢を始めとする国際情勢についても意見交換を行い、引き続き日米で緊密に連携していくことを確認しました。加えて両者は、北朝鮮による度重なるICBM級の弾道ミサイル発射、特に今回の発射を非難した上で、北朝鮮が核・ミサイル活動を強化していることは、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識で一致し、拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き日米、日米韓で緊密に連携していくことを確認しました。
  3. その後の夕食会では、幅広い分野での日米関係の強化について意見交換しました。また、両夫妻は、広島への想いやスポーツ、文化交流などの幅広いトピックについて意見交換を行い、打ち解けた雰囲気の中で親睦を深めました。

発信元サイトへ