外務省・新着情報

令和4年3月28日

 3月28日、午後3時半から約30分間、北朝鮮に関する日米韓電話協議が実施されました。同電話協議には、船越健裕アジア大洋州局長、ソン・キム米国北朝鮮担当特別代表、及び魯圭悳(ノ・ギュドク)韓国外交部朝鮮半島平和交渉本部長が参加しました。

  1. 我が方から、先週、北朝鮮がICBM級弾道ミサイルを我が国から約150kmという地点に着弾させたことを指摘しつつ、今般の発射はこれまでの一連の発射と次元の異なる、我が国、地域及び国際社会の平和と安全に対する深刻な脅威である旨述べた。三者は、北朝鮮による度重なるICBM級の弾道ミサイル発射、特に24日の発射を強く非難した上で、北朝鮮が核・ミサイル活動を強化していることは、国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦であるとの認識で一致しました。
  2. その上で、三者は、今後の方針を綿密に摺り合わせ、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力強化で一致するとともに、3月26日の安保理会合を受けた今後の安保理における対応等について、引き続き日米韓で緊密に連携することを再確認しました。

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