外務省・新着情報
令和4年3月31日
3月31日、本田太郎外務大臣政務官は、ザマーン駐日クウェート大使（His Excellency Mr. Hasan Mohammad Zaman, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the State of Kuwait）による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、本田政務官から、2021年の日・クウェート外交関係樹立60周年に際して両国及び国民間の交流が深まったことにつき言及し、引き続き二国間関係の強化に向けてザマーン大使と協力していきたい旨述べました。これに対し、同大使から、二国間関係の更なる強化に向けた決意が述べられました。
- 本田政務官から、クウェートから日本への長きにわたる原油の安定供給に感謝の意を表明するとともに、ウクライナ情勢を受けた原油価格の更なる高騰への懸念を表明し、クウェートにはOPECプラスのメンバーとして更なる原油供給の増加を通して、世界の原油市場の安定化に貢献いただきたい旨述べました。これに対し、同大使からは、クウェートは世界の原油市場の安定の重要性をしっかり認識している旨述べました。
- 双方は、ウクライナ情勢、中東における「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」のビジョンの共有等についても意見交換を行いました。