外務省・新着情報

令和4年3月31日

 3月31日、午後10時(日本時間)から約4時間、アフガニスタンの人道状況に関するハイレベル・プレッジング会合(国連、英、独、カタール共催)がオンライン形式で開催され、日本から林芳正外務大臣がビデオ・メッセージを通じて参加しました。

  1. 林大臣からは、ウクライナ情勢に世界の耳目が集まる中、アフガニスタンの人道状況への対応は引き続き重要である旨述べ、国際社会が一致して取り組む重要性を強調しました。その上で、日本としてアフガニスタン及び周辺国の人道危機に対処するため、国際機関を通じて総額約1.09億ドルの支援(令和3年度補正予算)を行うことを決定した旨述べました。
  2. また、林大臣のビデオ・メッセージに続き、長岡寛介外務省中東アフリカ局長(アフガニスタン担当特別代表)から、最近タリバーンが女子の中等教育再開を延期する旨発表したことは遺憾である旨表明し、タリバーンによる女性・少数派を含む全てのアフガニスタン人の権利尊重、包摂的な政治体制の構築、テロとの決別等の重要性等を強調しました。

[参考1]別添
 林大臣及び長岡中東アフリカ局長ステートメント (英文PDF 別ウィンドウで開く和文PDF 別ウィンドウで開く

[参考2]報道発表
 令和3年度補正予算によるアフガニスタン及び周辺国支援


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