外務省・新着情報

令和4年4月4日

 4月4日(現地時間同日)、スリランカ民主社会主義共和国のコロンボ市において、我が方、水越英明駐スリランカ民主社会主義共和国日本国特命全権大使と先方サジット・ルチカ・アッティガレ財務・経済・政策策定省次官(Mr. Sajith Ruchika Attygalle, Secretary, Ministry of Finance, Economic and Policy Development)との間で、供与額5億円の、植物検疫能力の向上のための無償資金協力(「経済社会開発計画」)に関する書簡の交換が行われました。

  1. スリランカの植物検疫所では、施設及び各種機材を含むインフラの老朽化が著しく、迅速に検査結果を発出することができない状況となっており、同国の農産物・肥料の輸出入に悪影響を及ぼしています。
  2. この協力は、スリランカに対して植物検疫関連機材(生化学自動分析装置、X線検査装置等)を提供することにより、同国の植物検疫能力を向上し、農産物・肥料の輸出入の迅速化・円滑化を通じた同国の農業の支援を行うものです。この協力により、同国の経済社会開発に寄与することが期待されます。
(参考)スリランカ民主社会主義共和国基礎データ

 スリランカ民主社会主義共和国は、面積6.6万平方キロメートル(北海道の約0.8倍の大きさ)、人口約2,192万人(2020年、世界銀行)、1人当たり国民総所得(GNI)は、3,720ドル(2020年、世界銀行)。


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