外務省・新着情報
令和4年4月5日
- 4月6日から8日まで、林芳正外務大臣は、4月7日に開催されるNATO外相会合及びG7外相会合に出席するため、ベルギーのブリュッセルを訪問する予定です。
- 今回のNATO外相会合への出席は、NATOからの招待を受けたものであり、日本の外務大臣による出席は初めてです。今回の会合では、国際社会が厳しい安全保障環境に直面する中、重要な役割を果たすNATOとの間で、欧州とインド太平洋地域の安全保障を切り離して論じることはできないとの認識のもと、ウクライナ情勢への対応のみならず、「自由で開かれたインド太平洋（FOIP）」の実現に向けた日・NATO間の連携強化を確認する予定です。
- また、林大臣は、NATO外相会合に先立ち、G7外相会合に出席します。これは、全てのG7メンバーの外相がブリュッセルに集まる今般の機会をとらえ、ウクライナ情勢について意見交換を行うべく、本年のG7議長国のドイツが開催を決定したものです。G7外相間では、ウクライナ情勢についてこれまで機動的に連絡を取り合い、連携して対応してきていますが、今回の会合もその一環であり、最新のウクライナ情勢について認識をすり合わせるとともに、G7の緊密な連携を改めて確認する予定です。
- また、この機会を捉え、林外務大臣は、関係国・機関の外相と会談を行い、連携強化を図る予定です。
（参考1）林外務大臣出張日程
| 4月 | 6日 | 羽田発 |
| 7日 | ブリュッセル着 | |
| G7外相会合 | ||
| NATO外相会合 | ||
| ブリュッセル発 | ||
| 8日 | 羽田着 |
（参考2）NATO外相会合
NATO加盟国30か国及びパートナー国・機関（日本、豪州、フィンランド、ジョージア、韓国、NZ、スウェーデン、ウクライナ、EU）の外相が出席予定。
（参考3）G7外相会合
G7メンバーである日本、ドイツ（本年の議長国）、イタリア、英国、カナダ、米国、フランスの外相及びEU上級代表が出席予定。