外務省・新着情報

令和4年4月5日

 4月5日、午後7時10分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、サルマン・ビン・ハマド・アール・ハリーファ・バーレーン王国皇太子兼首相(His Royal Highness Prince Salman bin Hamad Al Khalifa, Crown Prince, and Prime Minister of the Kingdom of Bahrain)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、サルマン皇太子と協力し、一層緊密な二国間関係を築いていきたい旨述べました。これに対し、サルマン皇太子から、二国間関係の一層の強化への期待が表明され、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」から放出された超小型人工衛星「ライト1号(Light-1)」についての日本の協力に謝意が表明されました。
  2. 双方は、ウクライナ情勢及び国連安保理を含む国際秩序の枠組みの在り方について意見交換し、今般のロシアによるウクライナ侵略がウクライナの主権と領土の一体性を侵害する重大な国際法違反であり、欧州のみならず国際秩序全体の根幹を揺るがす深刻な事態であるとの認識で一致するとともに、引き続き緊密に連携して対応していくことを確認しました。また、双方は、ウクライナ情勢を受けた原油価格の高騰への対応についても意見交換し、国際原油市場の安定化のための連携を確認しました。
  3. 双方は、本年の日・バーレーン外交関係樹立50周年を踏まえ、投資協定の早期署名を含め、官民双方において、引き続き様々な分野で二国間関係を強化していくことで一致しました。

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