北海道での高病原性鳥インフルエンザ発生（野鳥国内64例目）に伴う野鳥緊急調査の結果について

環境省・新着情報

令和4年4月20日

自然環境

北海道での高病原性鳥インフルエンザ発生（野鳥国内64例目）に伴う野鳥緊急調査の結果について

北海道札幌市における高病原性鳥インフルエンザの発生（野鳥国内64例目）を受けて、北海道が令和４年４月５日（火）から７日（木）の３日間、及び環境省野鳥緊急調査チームが４月15日（金）から17日（日）の３日間、野鳥監視重点区域内における現地の野鳥の生息状況などの調査を実施しました。この調査において、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

１．調査期間
北海道：令和４年４月５日（火）～同年４月７日（木）の３日間
環境省：令和4年4月15日（金）～同年４月17日（日）の３日間
２．調査結果
　青森県横浜町における高病原性鳥インフルエンザの発生（家きん国内18例目）を受けて指定した野鳥監視重点区域内の渡り鳥の飛来地等10か所において、青森県が生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施した結果、野鳥の大量死等の異常は確認されませんでした。

（参考）野鳥緊急調査で観察された鳥類
北海道調査

検査優先種	種数	種類
検査優先種１	0種
検査優先種２	0種
検査優先種３	1種	トビ
合計	1種

環境省野鳥緊急調査チーム調査

検査優先種	種数	種類
検査優先種１	4種	オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カイツブリ
検査優先種２	1種	マガモ
検査優先種３	11種	ヨシガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ミコアイサ、カワアイサ、アオサギ、オオバン、カモメ、セグロカモメ、トビ
合計	16種

※検査優先種：「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」において、感染して死亡しやすい種を中心に設定しているものです（参考情報参照）。
３．今後の対応

野鳥監視重点区域において、引き続き野鳥の監視を継続します。

【参考情報】
　環境省は、ホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。（http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html）
「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
（http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html）

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