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令和4年4月23日
首脳会談を前に、カウセア・ナタノ・ツバル首相と肘タッチで記念撮影に応じる岸田総理大臣 日・ツバル首脳会談(写真提供:内閣広報室)
日・ツバル首脳会談の様子 日・ツバル首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 4月23日、午後2時20分から約30分間、岸田文雄内閣総理大臣は、「第4回アジア・太平洋水サミット」に際し訪日中のカウセア・ナタノ・ツバル首相(Hon. Kausea NATANO, Prime Minister of Tuvalu)との間で日・ツバル首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、ナタノ首相の水サミット出席に謝意を述べた上で、ナタノ首相が共同議長を務めた昨年の第9回太平洋・島サミットにおいて我が国が打ち出した、オールジャパンで太平洋島嶼国への支援を強化する取組である「太平洋のキズナ政策」を着実に進めていく旨述べるとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けてナタノ首相と引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。
  2. これに対し、ナタノ首相から、長年にわたる日本の支援に対して感謝の意が表されるとともに、国際社会にとって喫緊の課題である気候変動問題に連携して取り組む必要がある旨述べました。
  3. また、両首脳は、ロシアによるウクライナ侵略は、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為として断じて認められないものであり、国際社会の平和と安定のため、国際社会と連携して毅然と対応することで一致しました。
  4. さらに、岸田総理大臣から拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとした地域の諸課題について理解と協力を求め、ナタノ首相から支持を得ました。

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