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令和4年4月25日
シュワブ世界経済フォーラム会長と記念撮影する林外務大臣表敬
シュワブ世界経済フォーラム会長による林外務大臣表敬の様子

 4月25日、午後3時15分から約20分間、林芳正外務大臣は、クラウス・シュワブ世界経済フォーラム(WEF)会長(Professor Klaus Schwab, Founder and Executive Chairman of the World Economic Forum)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣は、シュワブ会長の訪日を歓迎し、WEFが世界の潮流を先取りしつつ幅広い分野で官民対話の促進に貢献していることを評価した上で、シュワブ会長の訪日を、日本とWEFの協力関係に一層の弾みをつける機会としたい旨述べました。
  2. 林大臣は、ロシアによるウクライナ侵略は国際秩序の根幹を揺るがす深刻な事態であり断じて許されず、G7を始めとする国際社会と結束し毅然として対応していく考えを述べました。
  3. また、林大臣から、現在の国際社会に見られるような普遍的価値に基づく国際秩序への挑戦は国際経済にも大きな影響を与えている旨を指摘した上で、国際社会が直面する諸課題への対応の重要性を強調するとともに、2023年のG7サミットに向け国際的な議論を主導していく決意を述べました。
  4. シュワブ会長からは、日本とWEFの長年にわたる協力関係を強調した上で、国際協調の重要性が高まっている中で日本の役割に期待している旨述べるとともに、WEF年次総会(ダボス会議)を始め、WEFとしても多国間主義に貢献していく考えを述べました。

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