外務省・新着情報

令和4年5月2日
オフナー・フレルスフ・モンゴル大統領と握手し、記念撮影に応じる林外務大臣の様子
林外務大臣によるモンゴル大統領表敬の様子

 現地時間5月2日午前9時25分(日本時間同日午前10時25分)から1時間5分、モンゴルを訪問中の林芳正外務大臣は、オフナー・フレルスフ・モンゴル大統領(H.E. Mr. Ukhnaa KHURELSUKH, President of Mongolia)を表敬したところ、概要は次のとおりです。

1 冒頭

  • (1)フレルスフ大統領から、日・モンゴル外交関係樹立50周年に合わせた訪問は歴史的なものであり歓迎する、両国の「戦略的パートナーシップ」を強化・拡大していきたい旨述べました。
  • (2)林大臣から、日本と特別な絆を持つフレルスフ大統領のリーダーシップの下、両国の「戦略的パートナーシップ」を更に推進・強化したいと述べました。

2 二国間関係及び地域・国際場裡での協力

  • (1)フレルスフ大統領から、これまでの日本の支援は、今のモンゴルの自由と民主主義を支えているとして改めて感謝の意が示されました。また、新型コロナ対応のための支援についても謝意が表明されました。さらに、ハイレベル交流や青少年交流を含む様々な分野での協力の促進を通じた互恵的な関係の構築と深化、国際的課題での協力の強化等について強い意欲が示されました。
  • (2)林大臣から、本年の日・モンゴル外交関係樹立50周年及び「青少年交流推進年」の機会に、青少年を始めとする人的交流の促進を含め、更に両国関係を深めていくとともに、国際場裡での協力を強化したい旨述べたのに対し、フレルスフ大統領から賛意の表明がありました。
  • (3)フレルスフ大統領から、ウクライナ情勢に関するモンゴルの立場について説明があり、林大臣から、ロシアによるウクライナ侵略は、武力の行使を禁ずる国際法違反であり、アジアを含む国際社会全体の根幹を揺るがす深刻な事態である旨指摘し、国際社会の連帯が強く求められている旨述べました。また、拉致問題の即時解決を含む北朝鮮への対応に両国で引き続き連携していくことを再確認しました。

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