外務省・新着情報
令和4年5月8日
現地時間5月8日午前10時30分（日本との時差なし）から約20分間、パラオ共和国を訪問中の林芳正外務大臣はグスタフ・アイタロー・パラオ共和国国務大臣（Hon. Gustav AITARO, Minister of State of the Republic of Palau）と日・パラオ外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、アイタロー大臣から、林大臣の来訪を歓迎する、お目にかかれて光栄である旨述べたことに対し、林大臣から、日本をよく知るアイタロー大臣と共に日パラオ関係の更なる推進に取り組んでいきたい旨述べました。
- 両者は、日本とパラオの二国間関係について、第10回太平洋・島サミットに向け連携していくことで一致するとともに、両国の間では農畜産業分野、パラオ水域における日本漁船の安定操業を含む漁業分野及び遺骨収集事業等の取組が進展しており、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
- 両者は、国際社会の課題について幅広く意見交換を行い、ロシアによるウクライナ侵略を共に強く非難し、国際社会と連携して毅然と対応することで一致しました。また、昨7日のものを含む一連の弾道ミサイル発射を始めとする核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き連携していくことを確認しました。さらに、林大臣から、パラオによる国際場裡における日本の立場への支持に感謝し、両者は引き続き協力を推進することで一致しました。