外務省・新着情報

令和4年5月9日

 5月9日(現地時間同日)、G7外相は、標記声明を発出しました。

(声明仮訳)
我々、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国及び米国のG7外相並びにEU上級代表は、今般の香港行政長官の選出プロセスについて、政治的多元性及び基本的自由に対する継続的な攻撃の一環として、我々の重大な懸念を強調する。
昨年、中国及び香港の当局は、選挙により選出されない選挙委員会委員の数を増やし、また選挙委員会選挙への参加資格のある有権者の数を劇的に減らすことにより、香港基本法に定められた普通選挙という最終目標から遠ざかった。
 現在の選出プロセス及びその結果としての任命は、普通選挙という目標からの明らかな逸脱であり、香港の人々の正当に代表される能力を更に損なうものである。我々は、このような、政治的・市民的権利及び香港の自治の一貫した浸食を深く懸念する。我々は、引き続き、中国に対して英中共同声明及びその他の法的義務に従って行動するよう求める。我々は、新たな行政長官に対して、香港基本法に規定されているとおり、香港において守られるべき基本的権利及び自由を尊重し、裁判制度が法の支配を堅持することを確保するよう求める。

(参考)別添

 「香港行政長官選出に関するG7外相声明」(英文PDF 別ウィンドウで開く


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