経産省・新着情報

2022年5月17日

経済産業省及び日ASEANの関係機関は、5月30日から6月3日にかけて「日ASEANビジネスウィーク2022」を開催します。ビジネスウィーク期間中は、「イノベーション」や「サステナビリティ」をテーマに、日ASEANの企業や有識者等が登壇する関連ウェビナーを連日開催します。

1.背景

ASEAN地域は、日本企業の国際ビジネスの中心に常に位置してきました。しかし、その環境は近年、大きな変化を見せています。経済発展に伴うニーズの多様化や競争の激化は、ウィズコロナの中でも止まることはなく、特にデジタライゼーションには一層の加速が見られます。豊かさの実現と同時に社会的諸課題に対する関心も高まり、様々な局面で持続可能性が強く意識されるようになって来ました。国際的に脱炭素の流れが加速する中、「グリーン成長」の議論に代表されるように、そこに新たなビジネス機会も期待されています。
こうした状況下、ASEANビジネスを正視し、その変革の方向性とスピードにしっかりとキャッチアップを続けていくことが重要です。日本政府は本年1月、イノベーションを起こし持続可能な経済社会を共創するパートナーとして、ASEANとの関係を強化していくとの方針を示しました(「アジア未来投資イニシアティブ」)。

2.開催概要

経済産業省及び日ASEANの関係機関は、「イノベーション」と「サステナビリティ」をキーワードにASEANビジネスの現状と可能性を考察する機会として、幅広い分野の産業界や有識者等の協力を得て、「日ASEANビジネスウィーク2022~toward Innovative and Sustainable Growth~」を開催します。
ASEANビジネスの最新状況と今後の可能性を考察する機会として、昨年の第1回に続き、今年も標記オンライン・セミナー・シリーズを開催します。期間中は、先導的な取組を進める企業から具体的な取組事例を紹介頂くとともに、これらを加速・拡大するための課題と対応などについて、各方面の識者による幅広い議論をお届けします。

3.開催案内

期 間

2022年5月30日(月曜日)から2022年6月3日(金曜日)
(期間中に各機関企画によるウェビナーを開催)

形 式

オンライン

言 語

日本語(日英同時通訳) 

共 催

経済産業省、日本商工会議所、日本経済団体連合会、日本貿易振興機構(JETRO)、経済産業研究所(RIETI)、国際協力機構(JICA)、東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター(日本アセアンセンター)、ASEAN事務局、ASEANビジネス諮問評議会(ASEAN-BAC)、ASEAN・日本経済協議会日本委員会(AJBC)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、日アセアン経済産業協力委員会(AMEICC)事務局

協 力

Sansan株式会社、株式会社日本経済新聞社

参加費

無料

4.プログラム・申込み 

特設ウェブサイト外部リンク
※随時更新

5.(参考)これまでの経済産業省の取組について

  • 2020年8月に開催した日ASEAN経済大臣会合において、ASEANとの経済・産業協力が大きな転換期にあることを踏まえ、「イノベーション」を通じた更なる成長力の強化と「持続可能」な経済成長の実現の同時達成を目指す新たな官民対話「イノベーティブ&サステナブル成長対話(DISG)」の創設に合意。
  • 2021年9月に開催した日ASEAN経済大臣会合において、ポストコロナの経済成長に向け、昨年の同会合で立ち上げたイノベーティブ&サステナブル成長対話(DISG)を 基点とした日ASEANのさらなる官民連携の促進等が歓迎された。

 

  • 「イノベーティブ&サステナブル成長対話(DISG)」の創設以降、日ASEAN双方の産業界や学界の幅広い関係者が参加するウェビナーをシリーズで開催中。これまで、エネルギーや貿易円滑化をはじめとした幅広いテーマにて計9回開催し、ASEANとの新たな産業協力を議論。

担当

通商政策局アジア大洋州課課長 池谷
担当者: 田村、蓮

電話:03-3501-1511(内線 3011)
03-3501-1953(直通)
03-3501-5898(FAX)

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