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令和4年5月20日
グロッシー国際原子力機関事務局長による岸田総理大臣表敬 (写真提供:内閣広報室)
グロッシー国際原子力機関事務局長による岸田総理大臣表敬 (写真提供:内閣広報室)
グロッシー国際原子力機関事務局長による岸田総理大臣表敬 (写真提供:内閣広報室)

 5月20日午前9時05分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のラファエル・マリアーノ・グロッシー国際原子力機関(IAEA)事務局長(H.E. Mr. Rafael Mariano Grossi, Director General of the International Atomic Energy Agency)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、グロッシー事務局長の2年ぶりとなる訪日を歓迎し、IAEAが果たす役割を高く評価するとともに、ウクライナ国内の原子力施設の安全確保に向けたグロッシー事務局長のリーダーシップを支持する旨述べました。これに対し、グロッシー事務局長から、IAEAの活動に対する日本の支援に謝意表明があり、IAEAとして日本と引き続き緊密に協力したい旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、ALPS処理水の安全性に関し、海洋放出に向け継続するIAEAによる科学的・客観的なレビューは、国内外の理解を得る上で非常に重要な取組である、我が国としても、引き続き透明性をもって対応していく旨述べたのに対し、グロッシー事務局長からは、IAEAとして引き続き協力していく旨述べました。
  3. また、北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐる情勢に関し、両者は、日本とIAEAとの協力の重要性について一致しました。

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