外務省・新着情報

令和4年5月20日

 5月20日、午前10時30分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、フェルディナンド・マルコス・フィリピン共和国次期大統領(H.E. Mr. Ferdinand R. Marcos, Jr., President-elect of the Republic of the Philippines)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、マルコス次期大統領に対して大統領選挙での勝利につき、改めて祝意を伝え、共に日・フィリピン国交正常化の翌年生まれの首脳として、戦略的パートナーシップを更なる高みに引き上げるため、連携していきたい旨述べました。その上で、岸田総理大臣から、これまで経済協力インフラ合同委員会や外務・防衛閣僚級会合(「2+2」)等を通じて、鉄道やスービック湾開発を含むインフラ整備等の経済分野、安全保障及び海上法執行分野等において支援してきており、引き続き協力していく考えを表明しました。これに対し、マルコス次期大統領から、対日関係はフィリピンにとって極めて重要であるとしつつ、今後、幅広い分野において岸田総理大臣と協力を深化させていきたい旨述べ、両者は、二国間関係の更なる強化に向けて連携していくことで一致しました。
  2. 両者は、地域情勢についても意見交換を行いました。岸田総理大臣から、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けたマルコス次期大統領と緊密に連携していきたい旨述べ、両者は、地域の平和と繁栄に向けて連携していくことで一致しました。
  3. 両者は、できる限り早期に対面で会談し、議論を深めていくことで一致しました。

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