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2022年5月24日

日本政府は、5月24日(火曜日)、2050年までにカーボンニュートラルを達成するために必要な重要技術の早期市場創出に向け、世界の主要グローバル企業が購入をコミットするプラットフォームである「First Movers Coalition」に、戦略パートナー国として参画することを発表しました。

First Movers Coalition(FMC)は、COP26において米国政府が世界経済フォーラムと協力して立ち上げたイニシアティブであり、2050年までにネット・ゼロを達成するために必要な重要技術の早期市場創出に向け、世界の主要グローバル企業が購入をコミットするためプラットフォームです。

日本政府は、5月24日(火曜日)、戦略パートナー国としてのFMCへの参画を発表しました。本参画は、2021年4月に発表された「日米気候パートナーシップ」に基づく協力の成果であり、5月23日に日米首脳会談後に発表された気候パートナーシップのファクトシートにおいて、日米がFMCにおいて更なる協力を進めるとともに、この分野で日本企業の役割を高めることの意思が示されております(別紙参照)。

なお、米国・FMC事務局は、5月25日(水曜日)に世界経済フォーラム(ダボス会議)の中で、日本を含む戦略パートナー国を発表する予定であり、今回の発表は、日本政府のいち早い戦略パートナーとしての参画と、本分野での日米の強固な連携を示すものです。

日本がFMCの戦略パートナー国として参画することにより、グリーン・トランスフォーメーション(GX)に必要な重要技術の初期需要の創出に貢献するとともに、航空・海運(燃料含む)、コンクリートなど、日本が強みを有する重要技術の供給の促進、そのために必要な基準策定等に積極的に取り組んでまいります。

担当

産業技術環境局
エネルギー・環境イノベーション戦略室長 河原
担当者:金子、久保寺

電話:03-3501-1511(内線3367)
03-3501-2067(直通)
03-3501-7697(FAX)

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