外務省・新着情報

令和4年5月25日
上杉政務官の英主催紛争下の性的暴力防止イニシアティブ(PSVI)チャンピオン国ネットワーク会議(オンライン)への出席
上杉政務官の英主催紛争下の性的暴力防止イニシアティブ(PSVI)チャンピオン国ネットワーク会議(オンライン)への出席

 5月24日午後8時(日本時間)から、英国が主催する「紛争下の性的暴力防止イニシアティブ(PSVI)チャンピオン国ネットワーク会議」がテレビ会議形式にて開催され、日本から上杉謙太郎外務大臣政務官が出席したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、上杉政務官から、紛争下の性的暴力は国際社会の平和と安定を脅かす重大な犯罪であり、この暴力の防止には、司法の強化によって加害者を処罰し、不処罰の文化を終焉させることが重要である旨述べました。
  2. また、日本はこれまで、国際社会における法の支配の強化と加害者訴追のための司法の強化を目的とし、国際刑事裁判所(ICC)や紛争下の性的暴力担当国連事務総長特別代表(SRSG-SVC)を支援するとともに、UN Women、UNFPA及び紛争関連性的暴力の生存者グローバル基金(GSF)等を通して生存者に対する医療支援や経済的自立のため支援を行っている旨述べました。
  3. 最後に、上杉政務官から、日本は今後も、本イニシアティブのチャンピオン国として、英国をはじめ同志国と連携しつつ、紛争下の性的暴力を防ぐための様々な支援や活動を続けていく旨表明しました。
(参考)参加国(発言順)

 英国、ヨルダン、日本、スウェーデン、豪州、米国、インドネシア、ルクセンブルク、ドイツ、クロアチア、オランダ、カナダ、韓国、バチカン、イタリア


発信元サイトへ