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プレスリリース

5年に一度の2020年農林業センサスの公表等を踏まえ、我が国の農業構造の中長期的な変化を分析

令和4年5月27日
農林水産省
~令和3年度 食料・農業・農村白書の公表~

本日、「令和3年度 食料・農業・農村白書」が閣議決定されました。今回の白書では、特集において、「変化(シフト)する我が国の農業構造」と題し、2020年農林業センサスの公表等を踏まえ、品目別、地域別も含めた分析をしています。 また、トピックスとして、「新型コロナウイルス感染症による影響が継続」、「みどりの食料システム戦略に基づく取組が本格始動」や「農林水産物・食品の輸出額が1兆円を突破」等を取り上げています。この白書を通じて、我が国の食料・農業・農村に対する国民の関心と理解が一層深まることを目指しています。

1.令和3年度 食料・農業・農村白書の概要

食料・農業・農村白書は、食料・農業・農村基本法に基づき、政府が毎年、国会に報告しているものです。
「令和3年度 食料・農業・農村白書」では、「変化(シフト)する我が国の農業構造」を特集として取り上げました。持続可能な農業構造の実現に向けた道標(みちしるべ)となるよう、2020年農林業センサス等を踏まえ、これまでの我が国の農業構造の中長期的な変化をテーマに、品目別、地域別も含めた分析をしています。
「令和3年度 食料・農業・農村白書」は、以下のURLで御覧になれます。
https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r3/index.html

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2.内容のポイント

令和3年度 食料・農業・農村の動向

(トピックス)

令和3年度における特徴的な動きとして、次の7つのテーマを紹介
– 新型コロナウイルス感染症による影響が継続
– みどりの食料システム戦略に基づく取組が本格始動
– 農林水産物・食品の輸出額が1兆円を突破
– スマート農業・農業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進
– 新たな国民運動「ニッポンフードシフト」を開始
– 加工食品の国産原料使用の動きが拡大
– 半農半Xなど多様な農業への関わり方が展開

(特集)変化(シフト)する我が国の農業構造

我が国の農業構造の中長期的な変化について、2020年農林業センサスの公表等を踏まえ、品目別、地域別も含めて分析

第1章 食料の安定供給の確保

食料自給率、食料価格上昇の動向や食料安全保障の確立、食品の安全確保、動植物防疫措置等について記述

第2章 農業の持続的な発展

農業産出額の動向、担い手の育成・確保、主要な農畜産物の生産動向、農業生産資材(肥料、飼料、燃油等)の価格動向等について記述

第3章 農村の振興

田園回帰の動向、中山間地域等の特性を活かした農業経営の推進、鳥獣被害とジビエ等について記述

第4章 災害からの復旧・復興や防災・減災、国土強靱化等

東日本大震災からの復旧・復興状況、令和3年度に発生した自然災害による被害・対応状況等について記述

令和4年度 食料・農業・農村施策

令和4年度予算等を基に施策の概要を整理

添付資料

報道発表資料(PDF : 477KB)

お問合せ先

大臣官房広報評価課情報分析室

担当者:樋口、辻、加藤
代表:03-3502-8111(内線3260)
ダイヤルイン:03-3501-3883


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