外務省・新着情報

令和4年5月31日
握手を交わす、鈴木外務副大臣とオスマニ外務大臣の様子
正面を向き、記念撮影に応じる、鈴木外務副大臣とオスマニ外務大臣の様子
記念の盾を持ち、記念撮影に応じる、鈴木外務副大臣とオスマニ外務大臣の様子

 5月31日、鈴木貴子外務副大臣は、訪日中のブヤル・オスマニ北マケドニア共和国外務大臣(H.E. Dr.Bujar OSMANI, Minister of Foreign Affairs of the Republic of North Macedonia)とワーキングランチを行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 鈴木副大臣から、2017年の在北マケドニア大使館開設以降、二国間関係は着実に進展していることを歓迎し、2024年に両国間の外交関係樹立30周年を迎え、2025年に北マケドニアも参加する大阪・関西万博の開催も行われることも契機として、今後幅広い分野で二国間関係を一層拡大させていきたい旨発言しました。オスマニ外相から、充実した訪日に感謝するとともに、今次訪日を契機に伝統的に良好な二国間関係をより一層発展していきたい旨発言しました。
  2. ウクライナ情勢について、ロシアによるウクライナ侵略は、明白な国際法違反であり、国際秩序の根幹を揺るがす深刻な事態であり、基本的価値を共有する同盟国・同志国が、一致団結して取り組むことが重要である旨一致しました。また、オスマニ外相からNATO加盟国としての貢献、来年のOSCE議長国としての役割について説明がありました。
  3. 西バルカン情勢については、ウクライナ情勢を受け、欧州の結束が試されるなか、西バルカン諸国の安定とEU加盟に向けた努力が重要であるとの見方で一致しました。
  4. 鈴木副大臣から、力による一方的な現状変更は世界のどこであれ認められない旨述べるとともに、ICBM級弾道ミサイル発射を始めとする核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等を含め、東アジア情勢や国際場裡における幅広い協力等について意見交換が行われ、日・北マケドニア間で引き続き連携していくことを確認しました。

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