外務省・新着情報

令和4年6月1日

 6月1日、午後8時03分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領(H.E. Mr. Emmanuel Macron, President of the French Republic)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣からマクロン大統領に対し、改めて再選への心からの祝意を表した上で、特別なパートナーである日仏間の協力を極めて重視しており、法の支配に基づく国際秩序を守り抜くため、ロシアのウクライナ侵略への対応や、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し、マクロン大統領から、謝意を示しつつ、日本との関係を引き続き重視しており、安全保障・経済など様々な分野で日仏協力を更に強化していきたい旨述べました。
  2. 両首脳は、ロシアのウクライナ侵略につき、G7が対露制裁やウクライナ支援等に連携して対応することの重要性を確認し、脆弱な国が直面する食料やエネルギー分野の課題にも連携して支援・対処していくべきとの認識で一致しました。岸田総理大臣から、アジア諸国の首脳に積極的に連携を働きかけていることを紹介し、マクロン大統領から、ウクライナに関する日本の明確な立場やウクライナ支援、総理の取組を高く評価するとの発言がありました。
  3. 両首脳は、北朝鮮といった東アジア情勢やアフリカ等についても引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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