外務省・新着情報

令和4年6月6日

 6月6日、午後3時40分から約20分間、木原誠二内閣官房副長官は、訪日中のスルターン・アル・ジャーベル・アラブ首長国連邦(UAE)産業・先端技術大臣兼日本担当特使兼アブダビ国営石油会社(ADNOC)CEO(H.E. Dr. Sultan Al Jaber, Minister of Industry and Advanced Technology, Special Envoy to Japan, CEO of Abu Dhabi National Oil Company)と会談したところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、木原官房副長官から、ハリーファ大統領の薨去に対して弔意を述べるとともに、故ハリーファ大統領との間で築いた基礎の上に、今後、ムハンマド新大統領と緊密に連携し、両国の友好関係を更に発展させていきたい旨述べました。これに対し、ジャーベル大臣から、謝意を表明するとともに、日本との関係を一層強化していきたい旨述べました。
  2. また、木原官房副長官から、UAEからの原油の安定供給及び日本企業の原油の上流開発等への参画に対し謝意を表明するとともに、原油市場の安定化と増産に向けた協力を要請しました。これに対し、ジャーベル大臣から、日本とUAEの戦略的パートナー関係は強固であり、国際原油市場の安定化や脱炭素に向けた取組を含めて日本を強く支えていきたいとの意向が示され、双方は、両国の協力関係の一層の拡大に向け、今後も緊密に連携していくことで一致しました。
  3. このほか、双方は、外交関係樹立50周年の機会を捉えて、脱炭素などのクリーンエネルギーを始めとする様々な分野において、日・UAEが「次の50年」に向けて、両国間の協力をより一層強化していくことで一致しました。

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