外務省・新着情報

令和4年6月8日
互いに向かい合い、握手を交わす、鈴木外務副大臣とアンドレ外務・国際協力担当副大臣の様子
正面を向き、記念撮影に応じる、鈴木外務副大臣とアンドレ外務・国際協力担当副大臣の様子
鈴木外務副大臣とアンドレ外務・国際協力担当副大臣との会談の様子

 6月8日、午後1時15分から約45分間、鈴木貴子外務副大臣は、訪日中のアンドレ・ポルトガル共和国外務・国際協力担当副大臣(H.E. Mr. Francisco André, Secretary of State for Foreign Affairs and Cooperation of Portuguese Republic)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、鈴木副大臣から、アンドレ副大臣の来日を歓迎するとともに、日本とポルトガルは歴史的にも密接な関係を有する海洋国家同士であり、基本的価値を共有する重要なパートナーであるポルトガルと、様々な分野での協力を更に促進していきたい旨述べました。これに対し、アンドレ副大臣から、基本的価値を共有する日本との関係を重視しており、二国間協力を更に強化していきたい旨発言がありました。また、両副大臣は、来年の日本ポルトガル交流480周年を見据え、人的交流の活性化や大阪・関西万博の成功に向けた連携で一致しました。
  2. 両副大臣は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた具体的な協力を確認し、今月末、ポルトガルで開催する国連海洋会議やアフリカ協力を含め、二国間及び国際場裡での協力を推進していくことで一致しました。
  3. 両副大臣は、ロシアによるウクライナ侵略について、ロシアが一刻も早く侵略を止めるよう、同盟国・同志国が結束して厳しい対露制裁とウクライナ支援を継続していくことが重要であることを確認し、力による一方的な現状変更は世界のどこであれ認められないとの認識で一致しました。
  4. 両副大臣は、東アジア情勢についても意見交換を行い、力による一方的な現状変更の試みや、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応で引き続き連携していくことを確認しました。

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