外務省・新着情報

令和4年6月13日

 6月13日(現地時間同日)、モルディブ共和国の首都マレにおいて、我が方、竹内みどり駐モルディブ共和国日本国特命全権大使と、先方アハマド・カリール・モルディブ共和国外務担当国務大臣(H.E. Mr. Ahmed Khaleel, Minister of State for Foreign Affairs of the Republic of Maldives)との間で、供与限度額1.17億円の無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。

  1. モルディブは、気候変動や自然災害の影響を受けやすい小島嶼国であり、また、世界経済に左右されやすい観光業に依存していることから、持続可能な成長の実現に向けた開発課題を多く抱えているため、これらの課題克服を担う行政官等の行政能力の向上及び人材育成が急務となっています。今回の協力は、モルディブが直面するこれらの課題を解決し、同国の将来を担うことが期待されている若手行政官等が、日本の大学院において学位(修士)を取得することを支援するものです。
  2. 今回の協力により、令和5年度に最大6名のモルディブの若手行政官等が我が国の大学に留学することになります。この協力を通じて育成された人材が、将来、モルディブの各分野での開発課題の解決に貢献するとともに、我が国とモルディブの相互理解や友好関係の構築に寄与することが期待されます。
(参考)モルディブ共和国基礎データ

 モルディブ共和国は、面積約298平方キロメートル(東京23区の約半分)。人口約53.1万人(2020年、世界銀行)。1人当たり国民総所得(GNI)は6,830米ドル(2020年、世界銀行)。 


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